「保活」の重要ポイント、教えます

information

大都市を中心に、保育園不足が大きな問題になっています。国や自治体も対応を急いでいるものの今日明日に状況が改善するものではなく、今まさに仕事への復帰を考えているお母さんにとっては、「保活(子どもを保育園に入園させるための活動)」は大きな課題ですよね。

私の保活体験

私が保活を始めたのは、妊娠5ヶ月頃でした。

「フリーランスマザーのための保活研究会」というFacebookグループがあるのですが、この研究会の立ち上げメンバーになり、東京や神奈川のいろいろな市区の入園審査基準を見くらべたり、先輩ママの体験を聞いたりするところから始めました。

(研究会の詳細については、こちらをご覧ください:「フリーランスの保活情報を交換しませんか?」

ママ同士の情報交換はとっても役立ちました。

 

たまたま良い時期に活動に誘っていただけたのですが、これがなければ、もうちょっとのんびりしていたかもしれません。
でも、結果的には早めに保育園のことを意識し始めてとても良かったです。
というのも、「保活」はまず、「子供を保育園に預けるとしたら何歳から?」ということを考えるところからがスタートだから。

育休が1年だから保育園は1歳から、という方も多いと思いますが、私は0歳からの入園申し込みをすることにしました。
0歳児クラスが一番募集枠が大きく、1歳児クラスからはぐっと倍率が高くなります。
私のようなフリーランスは会社員以上に保育園の選考に通りにくいとも聞いていたので、なるべく可能性の高い時期に申し込こもうと考えたのです。

0歳から保育園に入れたいとなると、出産時期によっては妊娠中に保育園の見学に行ったり、役所に申請をしたりする必要があります。私もそのパターンで、大きなお腹を抱えて保育園を見に行ったり、出産のための里帰り中に申請書類を準備したりしました。

「ダメでもともと」と考えながらの保活でしたが、幸いにもうちの子は認可保育園に通えることになりました。

待機児童が多い地域ほど、どうがんばっても最後は「運」というところもあります。でも、必要な知識を備えているかどうかで、有利不利が変わってくるので、知っておきたい保活のポイントをいくつかお教えしたいと思います。

 

まずは、自治体の最新の情報を入手!

何よりも重要なのは、住んでいる自治体の制度をきちんと知ることです。

私が「保活研究会」の活動の中でとても驚いたのは、同じ東京都内でも区や市によって、選考基準や必要な申請書類が違うことでした。例えば、ある地域では祖父母が近所に住んでいると審査で不利になりますが、そうならない地域もある、といった具合です。よくネットの掲示板などで「◯◯をすると保活に有利」というような情報をみかけますが、それを鵜呑みにせず、自分の自治体ではどうなのか、確認することが重要です。

 

わからないことは役所の窓口に問い合わせましょう。

 

多くの自治体は、4月からの入園希望を前の年の11〜12月頃に受け付けます。そのための選考基準などは10月頃に公開されることが多いですが、その前に前年の資料を手に入れて目を通しておくといいでしょう。資料は役所の窓口やホームページなどで手に入ります。場合によっては、次年度から変更になる点がアナウンスされている場合もあります。

 

気になる保育園を見学

役所に行ったら、地域の保育園マップをもらっておくと便利です。地図を眺めながら、自宅や勤務地との位置関係から送り迎えが可能な保育園をピックアップし、下調べをしましょう。

送り迎えの交通手段も検討のポイントです。

 

良さそうな保育園を見つけたら、見学です。大抵の保育園は、電話をかけて「見学させてください」と言えば、受け入れてくれます。昼過ぎはお昼寝タイムであることが多いので、子どもたちが遊んでいる様子などが分かる午前中がおすすめです。

最初のうちは、見学と言っても何に注目すればいいかわからないでしょうが、いくつかの保育園を見てみると、園ごとの違いが見えてきます。そうすると、少人数でアットホームなところがいいとか、食事の内容に気を使ってほしいとか、遅くまで延長保育をしてほしいとか、自分なりの重要ポイントが浮かび上がってきます。

「最初の方に行った保育園では、そのポイントをチェックしていなかった!」ということもありえるので、気になる保育園ほど後に行った方がいいかもしれません。

どのくらい見学に行くかは、その自治体でいくつ希望を出せるかにもよります。

第三希望までというところもあれば、20個くらい枠がある自治体もあるのです。

例えば3つ希望を出すとしたら、その3園が見つかるまで5,6園は行ったほうがいいかもしれません(後者の場合は、さすがに20か所も行くのは大変なので、見に行けなかったところも一応希望を出しておくという形になってしまいますが)。

そういったことを考慮に入れて、申請時期までに希望園を決められるように見学のスケジュールを立てましょう。

 

認可園以外の選択肢も考える

費用が安い、国の基準に従って運営されているので安心、といったことから、預けるなら認可園がいいと考える人が多いですが、万が一ダメだった時のことも考えて、それ以外の選択肢も考えておきましょう。

例えば東京都の場合、自治体から利用料の補助が受けられる認証園や、自治体の認定を受けて一般家庭で子供を預かる「保育ママ」、認可園の「一時保育」などがあります。

また、自治体の認定を受けず独自の方針で運営されている保育園やベビーシッターのサービスにも、良いものがあるかもしれません。

認可園に申し込んだけどダメだった! というときに、預けることそのものを諦めず、他の手段を利用しながら空きが出るのを待つというのもひとつの手です。

これから保活という方、情報収集と行動力で乗り切ってくださいね!

 

 

やつづかえりやつづかえり

コクヨ株式会社および株式会社ベネッセコーポレーションを経て、2010年に独立。企業に対する教育系Webサービスやアプリの企画・開発支援を行うと同時に、組織人の新しい働き方、暮らし方を紹介するウェブマガジン『My Desk and Team』を運営中。様々な組織人にインタビューをし、多様な働き方、暮らし方と、それを実現するためのノウハウを紹介している。2013年に第一子を出産

関連記事

ピックアップ記事

  1. DSC_000031

    2015-9-29

    ママ記者奮闘記5 子育ては「朝早いのも大変」

    ■子育て世帯の朝 5月末にtwitterを始めました。(アカウントは@yamayumi92です)お…
  2. information

    2015-8-21

    「保活」の重要ポイント、教えます

    大都市を中心に、保育園不足が大きな問題になっています。国や自治体も対応を急いでいるものの今日明日に状…
  3. 20150405 桜

    2015-4-6

    ママ、ときどき女医。第2章  子育ては知恵と工夫と「ま、いいか。」

    春らしい日が多くなりました。 桜もちらほら咲きはじめ、木々の芽もふくらんできましたね。 …

お知らせ

  1. 2015/1/29

    お知らせ
過去の記事
ページ上部へ戻る